災害リスクアドバイザー 松島康生 

TBSテレビ「いっぷく!」に出演。都市部も土砂災害に危険

TBSテレビ「いっぷく!」(2014年6月10日放送)の放送に出演させていただきました。

連日の大雨で土砂災害の危険があるという事で、TBSの「いっぷく!」という朝の情報番組に出演させていただきました。

梅雨の時期、多量の降雨による土砂災害が懸念されます。これは山間部に限らず、都心でも土砂災害(急傾斜地の崩壊)の危険があるので注意が必要です。という内容でロケに同行してきました。

 

まず、最初のロケ先は2006年に土砂災害があった東京都心の現場へ。現地を見ながら、なぜ、この場所で土砂災害が発生したのかを土砂災害が発生する仕組みを簡単に説明しました。また、雨が降り続くような場合は、斜面から離れて歩くだけでも危険を回避することが出来ることを説明しました。

 

土砂災害は山間部だけでなく「急傾斜地」と呼ばれるがけ崩れは、高低差の大きい都心部や市街地でも多く見受けられ、建物だけでなく、道路の寸断される危険性もあります。

自宅や勤務先が危険な場所かどうかを知るには、各市区町村からハザードマップが出されているケースもありますので、参考にしましょう。

 

前回、テレビ朝日「グッド!モーニング」に出演した際にも言った「五感で知る」前兆を今回もご紹介させていただきました。詳しくはこちらを

 

土砂災害の警戒区域に指定されている箇所は全国に35万箇所以上ありますが、実は台風26号(2013年)で被害を受けた伊豆大島は、まだ指定をされていなかった地域にあたります。このように未指定の危険箇所も存在しています。

まずは、自宅や勤務先とその周辺域の災害危険を正しく把握する必要があります。土砂災害に限らず、地震や水害など、それぞれに応じた災害リスクを知る必要があります。

 

近くに土砂災害の危険がある場所では、降雨時は近づかないようにし、気象警報や注意報が発令された場合は空振り覚悟で避難する必要があります。

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松島 康生
この記事を書いた人
災害リスク評価研究所 代表
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